結婚式の前からマナーはたくさん

結婚式場結婚式について考えるとなると、大抵の場合は自分自身が新郎か新婦か、要するに主役である側の場合が多いでしょう。これは当然の話で、自分が結婚をしないのに結婚式のことをあれこれ考えるような人はまずいません。まして、日ごろから結婚式のマナーについて学ぶような人など、業界関係者でもない限りいらっしゃらないのではないでしょうか。 しかし、よくよく考えてみると結婚式というのは自分で開くよりも、自分以外の人が主役の式に参加する率のほうが高いのです。ごく稀に複数回の結婚式を行う方もいるでしょうが、それでも他人の結婚式にお呼ばれする回数のほうがはるかに多いはず。となると、結婚式のマナーというのは新郎新婦の側よりも、むしろ招待客の側から見たほうが重要度は高いのではないでしょうか。少なくとも、学んだ知識をひけらかす、役立てることができるのは招待客として参加するほうだと思います。

しかし、言うまでもないことですが、結婚式に関するマナーというのはじつに多いものです。それは招待客の側としても同様で、招待状の受け取り、返信から始まり、当日の衣装やご祝儀の額、料理の食べ方など、それこそ何から何まで守るべきルールがあると言えます。場合によっては知らなかった、という言い訳も通用しないことだってあるのですから、ある程度の知識を身につけておくことは社会人として必要不可欠だと言えます。 もっとも、逆に言えば結婚式に関するすべてのマナーを知っている、守っている人など滅多にいない、とも言えるでしょうか。とくに今どきの若い方は冠婚葬祭のマナーについて学習する機会がなく、大人になってから初めてそういう場に出た、というケースも多いのです。また、最近の結婚式はオリジナリティを追求するあまり従来のしきたりなどを無視することがあり、宗教的な儀式を嫌う方も増えていますから、個性豊かな反面、既存の常識が通用しないということもあり得ます。結局のところ、ある程度の常識を知っておく必要はあるでしょうが、余程の羽目を外すとか、周囲に迷惑をかけない限り、心配しすぎる必要はない、ということになるでしょうか。ただ、新郎新婦にとって一度きりの大事なイベントであり、些細な粗相もしたくないというのは誰にでも理解できるところ。まずは常識的な、大人の対応をすることで、折角の結婚式を壊すことがないよう、招待客として礼を尽くすようにしていくといいのだと思います。